最近読んだ本

Posted on 2017-01-24 , Tags: Book Review

個人的に、今年はアウトプットを増やしていきたい。手始めに年末くらいから今までで読んだ本について軽くまとめることにする。

達人プログラマー / Andrew Hunt・David Thomas 共著, 村上雅章 訳

有名な本だが、恥ずかしながら今まで読んだことがなかった。新装版が出たタイミングで購入して読んだ。
こういう、古典と言われるような本を定期的に読むことは、基本の見直しができるため、結構好きだ。
普段、テストをあまり書けていなかったので、一念発起して最近はぼちぼち書くようにしている。
ただ、 rebuildfm #169 で言われていたように、細かい技術的なところはだいぶ古びてきた感じがある。こういうのを読んで若い人に「昔は苦労したんだ」という武勇伝だけ語るような老害にはならないように気をつけたい。

はじめよう! 要件定義 / 羽生章洋 著

とても丁寧に要件定義について書かれている本。
今の会社では、しばらく要件定義らしい要件定義はしていない。しかし、要件定義のプロセスについて考えることで、要件定義らしい要件定義をしない場合も、いいプロダクトを作る役に立つと思う。
内容もよいが、コラムにも著者の結構辛辣なコメントがあったりして面白かった。

オブジェクト指向設計実践ガイド / Sandi Metz 著,髙山泰基 訳

オブジェクト指向の入門書という感じの本。
コードをイテレーティブに、丁寧に作っていく感じで、自分でも書きながら追っていくとかなり参考になるのではないかと思った。
ただ、抽象的な話が多く、字面だけだと何を言っているかわからないことも多かった。
また、静的型と動的型の話はいかに動的型がすばらしいか、という話になっており、スルーでよいかなと思う。

ビジネスモデルの教科書 / 今枝昌宏 著

様々な企業のビジネスモデルを分析、分類している本。
あまりビジネスモデルの知識がなかったので、こういうお金の稼ぎ方もあるのか、という新鮮な気持ちで読んだ。
自分は一応役職としてはエンジニアを名乗っているが、そもそも技術で解くべき問題なのか、というところも常に考えていきたい。そのためにビジネスまわりの知識もいろいろと貯めておきたいと思っている。


まだ積んでいる本がいくつかあるので、インプットも恒常的に行いつつ、アウトプットを増やしていこうと思う。